「介護が必要かもしれない」と感じ始めたとき、何から動けばいいか分からないまま日が過ぎてしまうことがあります。申請窓口がどこか、家族が代わりに動けるのか、どのくらい時間がかかるのか。知らないままでいると、いざというときに焦ってしまいます。
守山市在住のライター、ヒロです。地域情報メディア『モリヤマノオト』で暮らしまわりのことを書いています。整骨院で患者さんと話していると、介護の相談先が分からずそのままにしている方の話をよく聞きます。今回は、守山市での介護申請の最初の相談先として、実際に動ける3か所を具体的に紹介しながら、申請の流れをまとめました。
申請から認定、サービス利用開始までの流れ、家族が進めるときの注意点、必要書類の準備まで、守山市の公式情報をもとに整理しています。
介護申請を考え始める場面はどこか
「転んで骨折した」「急に物忘れが増えた」「一人でお風呂に入るのが怖くなってきた」。介護の申請を考えるきっかけは、ある日突然やってくることが多いです。
わたしの患者さんでも、退院後の在宅生活をどう支えるかで初めて介護保険を意識したという方が少なくありません。入院中に医療機関のスタッフから案内されて初めて知ったという話も、よく聞きます。
守山市で最初に向かいたい相談先3か所
守山市には地域包括支援センターが3か所あり、住んでいる学区によって担当センターが決まっています。それぞれ受託法人が異なりますが、できることはどこも同じです。「自分の学区はどこか」が分かれば、相談窓口は自然に一つに絞れます。
- ① 守山市南部地区地域包括支援センター
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【担当学区】守山学区・小津学区
- 所在地・電話・開所時間
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守山市勝部三丁目9-1(エルセンター敷地内)/077-585-9201/月〜金 8:30〜17:15
- ② 守山市中部地区地域包括支援センター
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【担当学区】吉身学区・玉津学区
- 所在地・電話・開所時間
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守山市下之郷三丁目2-5(すこやかセンター1階)/077-584-5519/月〜金 8:30〜17:15
- ③ 守山市北部地区地域包括支援センター
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【担当学区】河西学区・速野学区・中洲学区
- 所在地・電話・開所時間
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守山市洲本町1353-2(守山市立北公民館1階)/077-516-4160/月〜金 8:30〜17:15
3か所とも土日祝・年末年始は閉所です。平日の日中しか動けないという方は、まず電話で状況を話しておくと、窓口に出向く前に必要なものが分かります。公式情報は守山市公式サイト(city.moriyama.lg.jp)の「地域包括支援センターにご相談ください」のページで最新情報を確認してください。
3か所それぞれの特徴と動きやすさ
南部センターはエルセンター敷地内にあり、駐車場が広く車で行きやすい立地です。中部センターはすこやかセンターの1階にあり、建物に入ってすぐの場所にあるので、はじめて訪れる方でも迷いにくいと思います。
北部センターは北公民館の1階。公民館の建物に入ればいいと分かっているだけで、気持ち的に少しハードルが下がります。わたしは「ふらっと寄れる感じがあるかどうか」が気になるたちで、正直どのセンターも入りやすい場所にあるなと感じています。
申請窓口は市役所でもできます
地域包括支援センター以外に、守山市役所の介護保険課でも申請を受け付けています。電話番号は077-582-1127、郵送による申請も可能です。
急ぎの場合や、今の状態を総合的に相談したいなら地域包括支援センターへ。書類提出だけなら市役所でも動けます。センターと市役所の違いが分かりにくければ、まず電話で「どちらに行けばいいか」を聞いてしまうのが一番確実です。
要介護認定の流れをざっくり知っておく
申請してから認定結果が届くまでの流れを知っておくと、「今どこにいるか」が分かって少し楽になります。
市役所介護保険課またはセンターへ申請書と必要書類を提出します。
市から委託された調査員が自宅などを訪問し、心身の状態を確認します。
市が主治医へ意見書の作成を依頼します。本人が直接依頼する必要はありません。
調査結果と意見書をもとに、介護認定審査会で審査が行われます。
原則として申請から30日以内に結果が郵送されます。
結果が届いてから初めてサービス選びが本格的に始まります。認定が出たらすぐ使える、というわけではないのが実際のところです。
申請時にそろえておきたいもの
申請当日に困らないよう、事前に手元に確認しておきたいものをまとめました。
- 介護保険被保険者証(65歳以上の方)
- 健康保険被保険者証(40〜64歳の方)
- 本人確認書類(マイナンバーカード等)
- 主治医の情報(病院名・担当医師名)
- 申請書(窓口でも入手可)
主治医の情報は「かかりつけ医の病院名と医師名」が分かれば大丈夫です。主治医が決まっていない場合は、申請前に相談先へ確認しておくとスムーズです。
家族が申請を進めるときに確認したいこと
本人が窓口へ出向けない場合、家族や代理人が申請を進めることができます。また、地域包括支援センターに依頼すると代行申請にも対応してもらえます。ただし、代理申請の具体的な条件や必要書類は状況によって変わるため、事前に各センターか市役所介護保険課(077-582-1127)へ確認しておくことをおすすめします。
まず電話で「本人が動けない事情」を伝えると、その後の手順が案内してもらいやすくなります。これはわたしも院内で患者さんに伝えることが多い話です。
認定調査と主治医意見書の位置づけ
認定調査は、市から委託された調査員が自宅などを訪問して行います。日常的な動作や生活の状況を確認する場面です。
迷いやすいのが、主治医意見書の扱いです。市が主治医へ直接依頼するため、本人や家族が取りに行く必要はありません。ただし、申請書には主治医の病院名と氏名を記入する欄があるので、事前に手元で確認しておくと当日に焦らずに済みます。
申請からサービスを使うまでの時間感覚
認定結果は原則として申請から30日以内に通知されます。ただし、審査の状況によって前後することがあります。
認定が出た後も、ケアプランの作成やサービス事業者との調整があるため、実際に使い始めるまでにはさらに時間がかかることが多いです。「申請してすぐ利用できる」と思っていると、退院後の生活で間に合わなくなることもある。入院中など先が読めるタイミングで早めに動いておくと、家族の気持ちも少し落ち着きます。

急ぎの場合は、申請と同時にセンターへ相談を
地域包括支援センターでできること
地域包括支援センターは、介護の申請手続きだけを案内する場所ではありません。「まだ申請するほどでもないかも」という段階でも相談できる総合窓口です。
介護サービスのことに限らず、ひとり暮らしの不安、家族間の関係、在宅生活での困りごとなど、幅広い相談に対応しています。守山市では担当学区ごとに3か所設置されていて、地元の事情をよく知っているのがセンターの強みです。
よくある失敗と注意したいこと
見落としやすいのが、「認定が出る前にサービスを使い始めてしまう」という動きです。認定前にサービスを利用した場合、介護保険の対象にならないことがあります。
また、申請書に記入する主治医欄を空白にして提出してしまうケースもあります。かかりつけ医がいない場合は、窓口で事前に相談しておくのが安心です。郵送申請の場合は、手元に控えを取っておくことも忘れないようにしましょう。
介護申請を前に進めたい方へ
今日から動けることがあるとすれば、まず担当センターの電話番号を手帳かスマホに控えておくことだと思います。「自分の学区はどこのセンターか」を守山市公式サイトで確認するだけでも、次に動くときの迷いが一つ減ります。
わたしも家族のことを考えると、いざというときのために相談先だけでも決めておきたいと感じています。書類をそろえるより前に、電話一本で状況を話してみるほうが、その先が見えやすくなることが多いです。
急がずに、でも後回しにしない。今週末に担当センターの場所だけでも地図で確認してみてください。それだけで少し気持ちが楽になるかもしれません。そう感じてもらえたらうれしいです。












